お役立ちメモ

ソロサウナと大衆サウナどっちがいい?

ソロサウナと大衆サウナどっちがいい?

昨今日本全国に次々と誕生するサウナ施設。
特に都内の新設頻度は目を見張るものがあります。

世はまさに大サウナ時代

そんなサウナも施設によって特徴は様々ですが、大別するとソロサウナと大衆サウナと分ける見方もあるかと思います。

・ソロサウナ=お客さん・グループごとに個室が割り当てられる個室サウナ施設
・大衆サウナ=私がこれまでの記事で紹介したような、男女で分かれるだけの皆で入ることのできるサウナ施設
をこの記事では指します。

両方に良さがある

かくいう私も弊サイトでは大衆サウナばかり取り上げていますが、個室サウナも頻繁に利用します。
使用頻度としては、個室:大衆=2:8 といったところでしょうか。

両方訪れる理由としては、やはりどちらの種類も特有の良さがあるからです。
元々私は圧倒的大衆サウナ派で、個室サウナを食わず嫌いの状態でした。

両方いくことで、それぞれの良さが見えてくる

しかし、1度だけ個室サウナにいったことをキッカケに、その良さを知り個室サウナにも通うようになります。では、個室だけ行くようになったのか言われるとそうではありません。

個室サウナも満喫しつつ、「やっぱり大衆サウナのこういうところは良いよね」という面が改めて分かってくるので、大衆サウナも引き続き通いながら、かつ以前よりも楽しめているのです。

そこで本日は

  • ソロサウナのメリット・デメリットを
  • 大衆サウナと比較しながら

ご紹介したいと思います。

こちらの記事を通して、自分にはどっちのほうが向いているかだけでなく、それぞれのサウナの魅力を再認識できる機会になれば嬉しいです。

ソロサウナのメリット

密にならない、一人だけの自由空間

何と言ってもこれが最大のメリットでしょう。コロナによる3密回避の風潮はだいぶ収まってきたとはいえ、「そもそも裸の人たちであんな詰め詰めになっている環境は衛生的なのか!?」という懸念。私はあまり気にしていませんが、気持ちはかなりわかります。

たまーに、サウナ内で己の体をパンパンと叩く人がいると、その汗が飛んで来る時があり、そのときは「うげェ…」と感じます。

一方文字通りソロサウナでは一人なので、密にもならないし他人の汗・目線が全くありません。

また、サウナ施設によっては自分で温度調整をできるお店もあります
勿論、危険なレベルの温度設定はできないですが、80-110℃くらいまでの温度調整ができることがあります。

加えて、多くの個室サウナではセルフロウリュが可能です。大衆サウナだとセルフロウリュはできなかったり、できたとしてもなんとなくやりづらかったりすることがあるので、これは嬉しいです。

ただし各お店毎にセルフロウリュして良いペース配分が決まっていたりするので(機器の故障を防ぐため)、十分注意して適切なペースで行いましょう。

さらに多くの個室サウナではBluetoothを使い自分で音楽をかけることができます。

私はよくドラマ「サ道」のサウンドトラックを流すことでドラマの登場人物のような気分を味わっています。

時間の節約になる

正直これはデメリットと裏返しかもしれませんが、個室サウナは大抵時間制限が60分~長くても120分程です。

大衆サウナだとどうしてもグダグダして長時間過ごしてしまうので(それが醍醐味でもありますが)、土日でも何か作業をしたい日や忙しい日はさくっと個室サウナに行くというムーブは非常に有意義に感じます。

ソロサウナのデメリット≒大衆サウナの良さ

次にソロサウナのデメリット、つまり裏返すと「大衆サウナの良さだな~」と感じる点を挙げていきます。

水風呂があることが少ない

ソロサウナ施設は、ビルの1フロアに入っていることも多くその面積は限られているので、水風呂が設置されていない施設が多いです。

「じゃあどうやって整うねん」というと、水シャワーを浴びることができるので整いの心配はありません。

ただ、やはり全身を同時に継続的に冷やすという観点では、水風呂があるに越したことはありません。
勿論水風呂があるソロサウナ施設もあることにはあるので、もしこだわりがある方は事前に調べてから行くと良いでしょう。

もう一つ大事なこととして、大浴場もないです。個人的には温泉で肩をほぐすことも好きなため、こればっかりは大衆サウナに軍配が上がります。

テレビ付きリクライニングチェア・食事処はない

これは大衆サウナでも無い場所が多いですが、個室サウナであることはまず稀でしょう。

私は大衆サウナ施設での、風呂上がり後のテレビ付きリクライニングチェアタイムが狂おしいほど好きです。

土日のどっちかは半日をリクライニングチェアで過ごしているといっても過言ではないし、家にほしい。

あの「休んでいる」ことを心の底から実感できる文明の利器は、もっとサウナ施設以外にも広がっていいと思います。

料金設定はやはり高め

正直個室サウナに行きづらく感じる理由はこれが大きいのではないかと思います。

・大衆サウナ
→安いと1000円を切り、高くても4000円程度で、3時間~時間無制限で滞在できる
 

・個室サウナ
→安い場所でも3000円~4000円で1時間の時間制限といった相場

時間あたりの料金で考えると、より大衆サウナの安さがわかります。

ただ、個室サウナが特別儲けているというわけではなく、一人ひとりに部屋が割り当てられることや一度に施設内に入れることができる人数も限られるので、やむを得ない料金設定だと思います。

また、忙しい人にとっては、「60~90分で出ざるを得ない個室サウナが逆にメリハリがついて良い」という意見もあったりします。

私も、「今日は休みだけどあれもこれもやりたい。でも温浴施設いったらのんびりしちゃうしなあ」と考えることもあり、そんな日には近くの個室サウナに1時間だけいくことがよくあります。

とはいえやはり多少の贅沢感はあります。

そのため私は、

  • 大衆サウナに行くときは、「安くで長時間ゆっくりできてラッキー!」
  • 個室サウナに行くときは、「私は時間をお金で買っている」

と考えることでどっちに行ってもお得感を感じることができています。

まとめ:ソロ/大衆サウナはこんな人に向いている

以上ソロサウナについて、大衆サウナと比較しながらそのメリット・デメリットについて紹介しました。結論としてはこのようにまとめられるかと思います。

ソロサウナに向いている気分・場面

  • 忙しい社会人・主婦(夫)で平日昼夜にサクッと寄りたい
  • 時々行く程度なので、多少お値段が張るのは気にならない
  • サウナでの密な環境や衛生状態が気になる
  • お風呂は入れなくても構わない

大衆サウナに向いている気分・場面

  • 休日によくサウナに行き、とにかくゆっくりすることを重視
  • サウナ頻度が多く、安価で長くくつろぎたい
  • サウナだけではなく、お風呂・食事も楽しみたい
  • リクライナーが愛おしい

価値観によって、ソロサウナ派・大衆サウナ派に分かれるかもしれませんが、その時の気分によって行き分けるのもオススメです。

  • 普段大衆サウナにはよく行くが、ソロサウナは行ったことがない。
  • サウナに行ってみたいけど、作法がよく分かってなくて人に見られるのは恥ずかしいかも…

という方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。