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「リスニングに集中できない」を解決したい
リスニング練習中や試験を受けていると、「集中しづらいな」と感じる瞬間、ありませんか?聞き流してしまったり、内容がなかなか頭に入らなかったりすることは、多くの人が経験していることだと思います。私自身もそうでしたが、少し工夫を加えることでリスニングの集中力を少しずつ高めることができています。
この記事では、私が試して効果を感じた「リスニングに集中するための工夫」をご紹介します。ちょっとした方法ですが、学習がスムーズに進むきっかけになるかもしれません。リスニングに集中できない悩みを軽くするヒントになれば嬉しいです。ぜひ参考にしてみてください。
精聴の重要性
そもそも、本格的にリスニング力を伸ばすには、隙間時間のリスニングだけでなく、音声に真剣に向き合う精聴の時間を確保することが鍵となります。隙間時間のリスニングが「準備運動」とするなら、精聴はこれらのような力を鍛える「メインのトレーニング」とでも言えるかもしれません。
- 正確な発音の理解:音の細部やアクセント、連結音を捉えられるようになる。
- 記憶への定着:繰り返し音声を聴くことで、新しい単語やフレーズが自然と記憶に残る。
- 意味の理解:内容を深く理解するため、英語の文法や語彙力も強化される。
短時間集中セッションを複数回実施
また、精聴は長時間続けるよりも、10~15分程度の短時間セッションを複数回行う方が効果的でしょう。これにより、集中力を保ちつつ、高い学習効果を得ることができます。
短時間集中のメリット
- 集中力を維持:長時間学習を続けすぎると疲労や注意力の低下が起きてくるため、短時間で区切ることで効率が向上。
- 目標を設定しやすい:1セッションごとに具体的な目標を設定できるため、達成感を得やすい。例えば私であれば、「この部分を正確にシャドーイングできるようにする」等の目標を立てています。
- 短い休憩を挟む:セッションごとに2,3分程度の休憩を挟むことで、リフレッシュして次の学習に取り組める。
集中力を高めるための環境作り
静かな場所を選ぶ
リスニング練習を効率的に進めるには、雑音や騒音をできるだけ排除し、静かな環境で行うことも重要です。周囲がうるさいと注意が分散してしまい、リスニングに集中するのが難しくなります。
- 外出先での選択肢:自宅でのリスニングが難しい場合、図書館・人が多すぎないカフェなど、落ち着いた環境を利用するのも良い方法です。特に集中したい場合は、個室ブースが利用できるカフェやコワーキングスペースを探してみてください。
- イヤホンやヘッドホンの使用:高品質なイヤホンやノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンを使用することで、外部の雑音を効果的に遮断し、音声に集中できます。特に公共の場所では、このようなデバイスが非常に役立ちます。
学習専用スペースを作る
自宅での学習効果を最大化するには、専用の学習スペースを設けることが大切です。このスペースが「勉強のための場所」として脳に認識されることで、自然と集中しやすくなります。
- ポイント: 必要最低限の教材やツールだけを配置し、余計なものは置かないことが重要です。散らかった空間は、視覚的な刺激が多くなり、集中を妨げます。机の上を整理し、使わないものは収納しておきましょう。
- 効果: 整理された空間では、リスニング練習への没頭感が高まり、効率的に学習を進めることができます。
- 雰囲気作り: 学習スペースの雰囲気をリラックスできるものに整えるのも効果的です。たとえば、観葉植物を置いたり、穏やかな色合いのインテリアを取り入れると、気分転換がしやすくなります。一方、漫画やスマホ等の集中を削ぐコンテンツは置かないようにしましょう。スマホを使ってリスニングを行うときは、他のアプリの通知をオフにします。
問題解答・試験でのリスニング中の思考
次に問題演習やTOEIC等の試験をうけている最中のリスニングの思考・意識についてご紹介します。普段シャドーイング等で練習している時とは、少し違う意識をもつ必要があると考えています。
「完璧を目指さない」意識を持つ
初めて聞く音源を使った問題演習や試験では、全てを聞き取ろうとする必要はありません。重要なキーワードや文脈を捉えることを優先しましょう。
- 理由: 聞き取れない部分にこだわりすぎると、次に続く内容を聞き逃してしまうため、全体の理解が難しくなります。
- コツ: 「70%理解できれば良い」という気持ちで取り組むと、リラックスして学習に集中できます。緊張感を緩めることで、リスニングに対する抵抗感も減少します。
内容の全体像をイメージする
単語単位で理解しようとするのではなく、話の流れや主題をイメージしながら聞くようにしましょう。
- 方法: 単語やフレーズにとらわれず、全体のストーリーや内容を理解することを意識しましょう。「これは何について話しているのか?」と問いかけながら聴くのが効果的です。
- 効果: 内容の流れが理解できると、次に出てくる情報の予測がしやすくなり、リスニングの精度が向上します。
聞き取れない部分を深追いしない
リスニング中に一部の単語やフレーズが聞き取れなかった場合でも、そこで立ち止まらず次の部分に意識を向けましょう。問題演習であれば後からスクリプトで確認すれば十分です。もちろんTOEIC等のテストで後からスクリプトを見ることはできませんが、それでも音声は続くので次の音声に意識を向けることが賢明です。
- 理由: 聞き取れない部分にこだわりすぎると、全体の流れを掴むチャンスを失います。リスニングの目的は細部の理解だけでなく、全体の意味を把握することです。
話者の視点を想像する
話者がどんな意図で話しているのかを想像しながら聴くと、リスニングの理解が深まります。特にトーンや言い回しに注目すると、話者の感情や主張を把握しやすくなります。
- 方法: 「なぜこの話をしているのか?」と考えながら聴くと、内容が頭に入りやすくなります。話者の立場や背景を想像することで、理解がより実践的になります。
- 効果: 内容への没入感が高まり、単なる音声の認識から一歩進んだリスニングスキルが養われます。
まとめ
英語のリスニング力を伸ばすには、精聴メインに練習することが大切です。また、集中力を高めるための環境作りや、問題回答時の思考の工夫を取り入れることで、学習の効率をさらに向上させられると思います。私自身もこれらの取り組みを引き続き取り入れていきたいです。
学習に適した環境を整え、適切な思考で取り組むことで、リスニング力を着実に伸ばしていきましょう。この記事が少しでも皆さんの学習の参考となれば嬉しいです。