スピーキング力は学校教育で伸ばす機会がない
日本の英語教育において圧倒的に伸ばすことが難しいスピーキング力。
読み書きは高校時代から勉強機会が多く、リスニングも勉強機会は少ないですがセンター試験等には出題されるため学校教育でも時々勉強することがあります。
しかし、スピーキング(英語を話す力)については学校教育や勿論社会にでてからもほとんど能力向上する機会はありません
- 会社で英語の会議があり、意見を求められる
- 外国人の同僚との英会話が億劫
- 留学前にスピーキング力を高めておきたい
こんな状況の人も多くいらっしゃるのではと思い、最近実践している「スピフル」というサービスを使ったスピーキング力向上のための学習法を紹介してみます。
スピフルとは?
スピフルは株式会社プログリットさんが運営している、瞬間英作文アプリです。
アプリと言っても、webアプリであり、AppStoreやGoogle play storeでダウンロードできるモバイルアプリではありません。そのためサイトをホーム追加することでアプリっぽくつかいます。
機能としては大きく分けて
①口頭英作文
②独り言英会話
の2つがあり、私が使っているのは、ほぼ②独り言英会話用途です
主な使い道は「独り言英会話」
(お金をもらっているわけではないので、率直な感想を言います!)
最初のうちは口頭英作文を使っていましたが、昔から口頭英作文の有用な学習方法として知られる教材「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズ(著:森沢洋介 出版社:ベレ出版)との大きな違い・目新しさは現時点で感じていないため、あまり多用していません。
私が非常に有効だと感じているのが②の「独り言英会話」です。独り言英会話の流れは以下のようになっています。
- 特定のテーマを選定し、話したいことのメモを取る
- テーマについて1分間一人で英語で喋る。この音声は録音される
- 録音音声が文字起こしされ、AIによる添削が入る
- テーマは、スピフルのアプリ内にビジネスチックな内容からよりプライベートなテーマまで多く揃っています。テーマ選定が面倒であれば、「今日(昨日)の出来事」というテーマを選択することもできるので、内容に困ることはないでしょう。また、メモはアプリ内で入力することができるのと、あくまで自分でスムーズに話す用のメモなので、無くても添削に影響はありません。
- 次に、テーマについて約1分間で英語で喋り、この音声は録音されます。独り言英会話というよりも「独り言プレゼン」に近いと思います。
- 音声の文字起こしは、かなり精度が高いです。これはプログリットさんというよりも昨今のChatGPT等のAI精度の高さが寄与する部分も大きいと思われます。固有名詞等はどうしても正確な文字起こしがされづらいですが、通常の文章や単語は、はっきり喋ろうと意識しなくても間違いなく文字起こしされる程度には精度が高いです。
スピフルの何がいいのか、どう使うか
実際にスピフルを使い、どう感じているか主に下記2点です
1️⃣英語を「話す」ことの習慣化にもってこい
- 独り言英会話の時間目安は1回1分とかなり短いです。
- ただこの短さだからこそ、朝ちょこっと独り言英会話をするという習慣化に繋がります。
2️⃣AI添削がちょうどいい
- AIによる添削は、例えば私が何かを伝えようとしておかしな表現をした場合、それをどのような表現をしたら自然なのかや、文法の間違いを添削で教えてくれます。
- ただ現在の体感として細かい文法を逐一指摘される印象はなく、どちらかというと表現の助言が多いように感じ、それがスピーキングの幅を広げることに寄与しています。
- また、修正箇所は一回につき2,3箇所だけであり、個人的には沢山指摘されても嫌になるので、これくらいにとどめてくれるのはありがたい…勿論全修正された文章を見たければ「解答例」で閲覧できます。
1️⃣2️⃣の良さを活かして私は以下のような使い方をしています。
- 毎朝起床後仕事に行く前に、独り言英会話(テーマ選定に30秒、メモに1分、スピーキングに1分過ぎの、計3分程の所要時間)
- AIなので添削がすぐに返ってきます
- 添削内容を通勤電車で確認し、新しく身につけたい英語表現のメモを、下のようにスマホのメモ帳に追加(私はNotionを使っています)
- 追加した内容を1週間に1回改めてチェックして身につける
この一連の流れでかかる所要時間は10分程と非常に少なく、習慣化へのハードルはとても低いので、朝の英語学習のルーティンとしてとてもおすすめです。